ラック Rack

ラック

オフィスでの書類の収納・保管や、倉庫や工場での物置・収納に適した収納家具。

耐荷重・サイズなどで選べるほか、組み立てやすいボルトレスラックやキャスター付きのものまで様々ご用意しております。

ラインナップ

メタル製ラック

ワイヤーシェルフとも呼ばれている金属製のラック。網目状の棚板が特徴。軽量で比較的安価かつ丈夫なものが多く、耐荷重も80kg~250kg程と一定の強度があります。

軽量棚

スチールラックの一種。1段あたりの耐荷重が150kg程あり、小ぶりの商品や軽いものをまとめて保管するのに適しています。

中量棚

スチールラックの一種。1段あたりの耐荷重が約200kg程あり、比較的軽めな資料や本類などの保管に向いています。

重量棚(パレットラック)

荷物をパレットに乗せたままパレットごと格納できるラックです。1段あたりの耐荷重は1tを超えるものが一般的で、主に工場や倉庫で利用されます。

中軽量棚

スチールラックの一種。1段あたりの耐荷重が約400kg程であり、金属製の部品や機械など、ある程度の重さの物も保管できます。

木製棚

木製の棚。温かみのあるデザインが多く、扉付きなど種類も豊富。1段あたりの耐荷重が10kg~30kg程度。無垢材やMDF材など材質も様々ございます。

ラックを選ぶポイント

耐荷重とは

ラックを選ぶ時の一番のポイントは【耐荷重】です。
耐荷重とは、何kgまでの重さに耐えられるかの数値となります。基本的にラックの耐荷重は棚板1枚ごとのため、「耐荷重200kg」で4段あるラックであれば、合計800kgの重さのものまで乗せることができます。

耐荷重の違い

業務用スチールラックごとに耐荷重が違う大きな理由は、支柱の形状です。
耐荷重120kg、150kgでは”L字アングル”、耐荷重200kg、300kg、500kgでは”コの字支柱”が採用されています。

L字アングル
コの字支柱

耐荷重の決め方

ラックを選ぶときは、余裕のある耐荷重を選びましょう。
棚板全体に均等に物が載っている状態前提での重さになります。例えば、耐荷重300kgのものであったとしても、棚板の真ん中や左右に偏った状態で置いておくと、棚板の歪みなどの原因になってしまいます。
棚板に均等に並べての耐荷重(分散荷重)で耐荷重を決めましょう。

サイズの種類

基本サイズ
横幅(W)
  • 875~950mm
  • 1200~1250mm
  • 1500~1550mm
  • 1800~1850mm
高さ(H)
  • 900mm
  • 1200mm
  • 1500mm
  • 1800mm
  • 2100mm
  • 2400mm
奥行(H)
  • 300mm
  • 450mm
  • 600mm
  • 750mm
  • 870mm

基本的に高さ・横幅については、どの耐荷重でも多少の誤差はありますが、ほぼ共通した対応サイズとなります。大きく違うのは奥行です。

耐荷重ごとの奥行サイズの対応表
300mm450mm 600mm 750mm 870mm
120kg
150kg
200kg
300kg
500kg

耐荷重300kg以上になると奥行の対応サイズが大きく変わります。 200kg耐えられるもので充分だったとしても、奥行が600mm以上必要な場合は耐荷300kg、または500kgのものを選ぶ必要があります。

規格を決める際、特に重要となるのが【奥行】をはじめとしたサイズ、そして乗せるものに応じた【耐荷重】です。この二つを考慮したうえで決める必要があります。

サイズごとのラックの種類

軽量棚(軽量ラック)
  • 耐荷重は1段あたり約150kg
  • アパレル関係や雑貨など、小ぶりの商品や軽いものの収納に適する
  • 組み立てや分解が簡単
中軽量棚(中軽量ラック)
  • 耐荷重は1段あたり約150kg
  • 軽量棚よりは重い物の収納が可能
  • 比較的軽めな資料や本類などといった保管物に向いている
  • 組み立てや分解が簡単
中量棚(中量ラック)
  • 耐荷重は1段あたり約200kg
  • 耐荷重に優れているため、金属製の部品などある程度重いものも収納が可能。
重量棚(パレットラック)
  • 耐荷重は1段あたり約500kg~
  • 特に重いものでも対応可能となっているため、電子機器や大型の商品も安心して収納できる。
  • 荷物をパレットに載せたまま保管することもでき、運搬作業時に便利。

組み立て方式

業務用スチールラックには大きく分けて3種類の組み方があります。

ボルト式

ボルトで支柱・棚板・底板などの全てをしっかり固定するタイプ。施工を必要とします。

特徴
  • 安定した強度があり、揺れに対しても強い
  • 全てのボルトをしっかり締める必要があるため手間がかかる
  • 棚板の位置調整などがしづらい
ボルトレス式

ボルトを使用せずに組み立てることが可能なタイプ。

特徴
  • 組み立てや棚板の調整等が簡単
  • 組み立てにかかる時間が大幅に短縮できる
  • お値段はボルト式よりも割高な場合が多い
セミボルトレス式

天板・底板部分はボルトを使用し、中板の取り付けにはフックを使用するタイプ。

特徴
  • ボルト式の安定性とボルトレス式の組み立てやすさを併せ持っている

単体型・増連型

単体型

ボルトで支柱・棚板・底板などの全てをしっかり固定し、単体で使用できるタイプ。

増連型

単体では設置することができないため、単体型の横に増連結するためのスチールラック。
支柱の数が半分になり、足りない分は単体型の支柱を利用します。

使用例

単体型1台+増連型2台(3連1基)の場合

単体型に増連型をつなげることで、支柱1本分の幅とコストが削減できます。